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ステーキ(2.5~3㎝厚み)300g以上
¥7,500
出荷は9月下旬の予定です。
【ドライエイジングビーフとは?】
乾燥熟成肉のこと。はるか昔、冷蔵庫がなかった時代にヨーロッパで食肉を洞窟や地下倉庫などに吊るして保存したことが起源です。日が経つごとに肉に含まれるタンパク質が分解されアミノ酸が増加します。その他、酵素や微生物の働きにより旨み、風味が増したお肉のことをいいます。
【前田牧場のドライエイジングビーフとは?】
日本で熟成肉の第一人者といわれる「さの萬NYメソッド」に基づきドライエイジング専用の冷蔵庫で熟成しています。このメソットはアメリカの赤身肉を美味しくする技術を日本の気候に合うように改良したものです。現在は様々な熟成技術が確立されておりますが、オーソドックスな熟成方法で行っております。
前田牧場のホルスタイン肉の特徴である「水分を多く含む赤身」この水分には2種類あり、うち1種類の水分を素早く蒸発させながら、温度、湿度、をコントロール。庫内菌のバランスが崩れるのを防ぐため、担当者以外立ち入り禁止、扉は極力開閉しない、電気は作業以外点けない、というルールで約60日間静かに寝かせています。新鮮なお肉の美味しさとは違った深い旨味、風味が楽しめます。
【肉は腐りかけがうまい、ということですか?】
いいえ、熟成と腐る(腐敗)は全く別です。
「熟成」とは、肉に含まれるタンパク質が酵素などの作用により分解されアミノ酸が増えること。周りのカビを取り除いて焼くと香ばしい良い香りが立ちます。肉が柔らかくなり濃厚な旨みが生まれます。
「腐敗」とは、微生物によって分解されることで人体に有害な物質が発生します。表面がネトついている。嫌な臭い。焼いても臭い。口に入れると体が受け付けません。(有益な物質が作られた場合は発酵となります)
【熟成肉を作るには一定の広さがある専用の冷蔵庫が必要です】
熟成に適した環境を整えることが重要です。一般の冷蔵庫では絶対に作ることはできません。
管理などでの扉の開閉により外気が庫内に流入。狭いと庫内温度が変化しやすく腐敗菌が入り込み増殖してしまう可能性もあり安定した熟成ができません。